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あまり考えたくないことですが、お葬式当日の自宅や斎場での貴重品は、悪質な誰かに狙われている危険があります。日常とは違う中で警戒心がうすくなってしまう「お葬式」。ここでは、お葬式当日に行われる犯行の手口と防犯についてご紹介します。

お葬式中に起こりうる空き巣被害…その手口とは

信じられないことかも知れませんが、「お葬式当日に空き巣の被害にあった」という人は後を絶ちません。お葬式の間は葬儀会場へ出向くため、空き巣は、家主が留守にする一瞬の隙をねらって家へ侵入し、金品などを奪っていくのです。では、空き巣はどのようにして家が空いていることを知るのでしょうか。

 

きっかけは「新聞のお悔やみ欄」や「地域誌の訃報」

お葬式の日を狙って犯行を行う空き巣は、新聞のお悔やみ欄や地域誌に掲載されている死亡報告の情報(訃報)をチェックします。地方へ行くほど故人の死を大事なものとする傾向があるため、遺族が希望すれば、一般の人でも無料で掲載できますね。お悔やみ欄には、故人の氏名や享年、死亡年月日だけでなく、遺族の住所やお葬式の日時などが掲載されていることもあります。新聞社がよかれと思って掲載したお悔やみ情報の掲載ですが、図らずも犯行のきっかけを作ってしまっているということは覚えておきましょう。

 

防犯03

お葬式場で起こり得る窃盗事件…狙われるお香典や貴重品

お葬式当日は、葬儀会場へ行ったときにも気をつけなければなりません。お葬式という空間は、遺族や参列者にとって非日常的な空間。右も左も分からず、葬儀社に導かれながら事を進めることが多いでしょう。また、故人とは面識があっても、遺族とは初対面である人もたくさん参列するのがお葬式の特徴です。このような状況をうまく利用し、金品を狙う人が現れることがあるのです。

 

スタッフや参列者になりすまし、香典をまるごと横取り

葬儀会場にはスタッフが複数名いるため、お金のやりとりは安心。と思ってはいけません。なぜなら、犯人はスタッフのふりをして犯行に及ぼうとしていることが多いからです。

犯人は、受付を行う遺族のサポートをするかのように近づき、受付を終えたタイミングで「それでは香典をお預かりしておきます」などと遺族に声をかけます。手伝ってもらったスタッフを信用してしまった遺族は、犯人に香典をまるごと預けてしまい、香典全額を盗まれるという悲劇に見舞われてしまいます。

 

参列者になりすまし、香典を盗む

葬儀会場に現れる犯人は、参列者になりすましていることもあります。この場合、多くは受付の最後の方にあらわれることが多いでしょう。

犯人はタイミングを見計らい、受付担当者へ「〇〇さんが呼んでいましたよ」などと声をかけます。ここでうっかり受付から離れてしまうと、犯人が香典を持ち去ってしまうのです。

 

葬儀会場で犯行に及ぼうとしている人の多くは、きちんとした身なりをしていることが多いと言われています。これは、その場にいる人に怪しまれないようにするためです。中には、警官に扮し、巡回する真似をして盗む隙を伺っている人もいるようです。

 

防犯02

 

葬儀の日に狙われないためには

このように、葬儀当日にはさまざまな場所でお金が狙われている危険性があります。故人を偲ぶ大切な日に悲しいできごとが起こってしまわないよう、以下のような防犯対策をしておきましょう。

 

戸締りはしっかりと

まず、空き巣の被害を防ぐためには、しっかりと戸締りをすることは必ずしなければなりません。人口密度の少ない地域では、日頃から戸締りを徹底する習慣がゆるいところもあるでしょう。毎日の癖が出てしまい、葬儀当日も鍵を開けたままでかけてしまうと、空き巣にたやすく侵入されてしまいますので気をつけてください。

可能であれば、以下のような対策をすると、空き巣が入りにくい環境をつくることができますよ。

 忌中紙を玄関に貼らない

 テレビやラジオ、電気をつけっぱなしにしておく

 防犯用の石などを家の周りにまいておく

 

できれば留守番を頼む

最も確実な方法は、信頼のおける知人に留守番をお願いする事です。人の出入りがあれば格段に入りにくくなりますので、空き巣の被害を防ぎやすくなります。

 

会場では親族としっかり相談を

葬儀会場では、葬儀の流れを遺族としっかり打ち合わせしておきましょう。特に、香典はどこに保管するか、誰にお願いするかなどを決めておけば、他の人が介入しにくくなります。

 

知らない人にお金は預けない

非日常の葬儀会場では、イレギュラーなことが沢山あります。例え遺族同士で打ち合わせをしていたとしても、そのとおりに動けない場合も出てくる可能性があります。しかし、ここで「仕方ない」と思って別の人にお金を預けてしまうと、被害に遭う危険があります。スタッフや参列者と思われる人がお手伝いを買って出てくださったとしても、最後のお金の管理は遺族や遺族と親しい人の中で完結するようにすることをおすすめします。

 

防犯01

 

 

 

 

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