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遺族の服装マナー

喪主をはじめ遺族は喪服を着用します。洋装、和装のどちらでもかまいません。最近では男性のほとんどが洋装ですが、女性の場合には和装と洋装が半々で、若い女性は洋装が多いようです。

男性の正式礼装はモーニングですが、ブラックスーツの略礼装でも失礼にはあたらない、というのが最近の常識になりつつあります。ブラックスーツに白いワイシャツ、黒いネクタイ、黒の靴下であれば問題ありません。靴は黒で飾りのないものを選びましょう。

女性は、洋装の場合は黒無地のワンピースまたはツーピース、ストッキングは黒または肌色。和装の場合は黒無地の着物に、黒い帯、白足袋となります。洋装の場合に、黒無地であっても肌の露出が大きい服装は避けましょう。また、女性は持ち物やアクセサリにも気をつける必要があります。バックは金具のついていない黒いバック、アクセサリは結婚指輪以外は外すこととされていますが、真珠のネックレスかイヤリングのどちらか一つであればつけて良いようです。

遺族の服装2

会葬者に対する挨拶

故人を悼むために訪れてくれた会葬者に対する言葉遣い、挨拶は次の点に気をつけましょう。

忌み言葉を使わない

忌み言葉は遺族側だけでなく会葬者にも共通することです。不幸が重なることのないよう、連続性を想起させる言葉を使わないのがマナーです。

忌み言葉の例

重ね重ね

たびたび

またまた

再三再四

次々

再び

続く

会葬者のお悔やみの言葉に対して

会葬者の「この度はご愁傷様です」などのお悔やみの言葉に対しては、次のようにお礼の挨拶を返しましょう。

「お忙しいところお運びいただきありがとうございます」

「ごていねいに恐れ入ります」

「故人も喜んでいると思います」

服装と違って、挨拶には決まったルールというものは存在しません。忌み言葉に注意しながら、心を込めてお礼の気持ちを伝えることが大切です。

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