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葬儀の内容は、葬儀の代表者となる喪主が中心となって組み立てられますが、一人で決めるよりも親戚と相談しながら決めた方が、何かとスムーズに進められることが多くあります。ここでは、親戚への根回しが不十分だった時の失敗談を、事例を交えながらご紹介いたします。

 

葬儀スタイルに関するトラブル

代表的なトラブルの一つに、葬儀スタイルについての見解の相違があげられます。最近では、親戚や知人を広く呼ぶ一般的な葬儀に加え、近親者のみで行ったり、親戚も広く呼ばずに火葬だけで済ませたりするスタイルも増えてきています。故人の遺志として「小規模にしてほしい」という想いがあり、喪主がそれに従って家族葬を行ったとしても、トラブルへと発展してしまうこともあるのです。

 

事例

故人の遺志に従い、ごく近親者のみで直葬を行った。直葬を行った後に親族へその旨を伝えたところ、「なぜ勝手に直葬したのか」「どうして教えてくれなかったのか」と激怒され、その後の対応に追われた。

 

これは、親族へ連絡をするタイミングが葬儀後であったためにトラブルへ発展した事例です。故人の遺志を尊重して直葬したにしろ、親戚に何の断りもなく話を進めてしまったという親戚への不義理が最大の原因です。故人と最期のお別れをしたかった親戚もいるでしょうし、親戚の中には、一般的な葬儀を行うのが当たり前で、直葬などはもってのほかと思っている人もいます。故人の遺志によって直葬をすると決断したい場合でも、予めその旨を親戚へ連絡し、了承を得てからの方が、事を荒立てずに進められたでしょう。

直葬や無宗教スタイル、家族葬などの葬儀を行う場合は、親戚への事前連絡に加え、菩提寺への連絡や、故人と深い関係のある知人などへも連絡しておいた方が無難でしょう。

 

親戚根回し2

 

祭壇や棺、骨壺などの選択でのトラブル

葬儀を行うことが決定してから当日までの間、喪主は、実にさまざまな内容の決定をすることになります。その決定事項の中には、祭壇の規模や、棺や骨つぼなどの選択も含まれます。葬儀で必要となるアイテムには、金額別にさまざまな種類が用意されていることが多くあります。喪主の一存ですべてを決めてしまうと後々トラブルになりかねませんので、気をつけたいところです。

 

事例

祭壇や棺、骨壺の種類をどれにするかを葬儀社に聞かれたので、一般的によく選ばれるものを頼んでしまったが、当日になって親戚から「なぜあんなに安っぽいものを選んだのか」「故人が偲ばれない」と文句が出た。

 

多くの人が選んでいるから、あるいは、喪主が良いと思ったからという理由があったにしても、親戚にとっては良いものに思えないということもあります。祭壇の花や棺、骨壺の種類などは、葬儀をする上で特に重要なものです。なるべくリーズナブルに抑えたいと思う親族もいれば、なるべく盛大に送ってあげたいと思う親族がいることもあります。人の価値観はそれぞれですので、決定する前に親戚間で一度話を通し、意見を聞きながら話をまとめることが大切です。

 

自宅葬2

 

焼香の順番や供花の配置でのトラブル

葬儀の際にトラブルとなることが多いのが、焼香をする順番や供花の配置です。焼香の順番や供花の配置の仕方は、故人と血縁関係が深い順に行われることが多くあります。しかし、地域や家によっては、血縁関係よりも地域での立場順で行われる場合もあるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。

 

事例

焼香の順番や供花の配置を血筋順にしたら、葬儀当日に問題となってしまった。親戚からは「私に恥をかかせてどういうつもりだ」と言われ、帰ってしまった。

 

喪主としては、血縁順で行えば問題がないと考えていたところ、参列した親戚の中には、地域で有力だった人の順に行うべきと考える人がいたようです。焼香の順序は、その人がどのような立場にあるのかを反映させるものでもあります。焼香の順番についての見解に相違があると、このようなトラブルを招きかねません。深刻な問題となってしまった場合、後々の親戚関係に支障が出てしまうこともありますので、注意したいところです。焼香の順序や供花の配置については、親戚の中でも影響力のある人も交えて相談するとよいでしょう。

 

親戚根回し3

 

 

 

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