家族葬はどこまで呼ぶのが一般的?

家族葬はどこまで呼ぶのが一般的?
まず、基本的な知識として家族葬はどこまで呼ぶのか、その考え方について解説します。

家族葬で呼ぶ範囲の目安

そもそも家族葬とは、ごく親しい人だけで故人を見送る葬儀形式ですが、参列者の範囲に法律上の明確な定義はありません。一般的には、故人から見て2親等以内の親族を呼ぶことが多いとされています。

  • 0親等:配偶者
  • 1親等:子、親
  • 2親等:兄弟姉妹、孫、祖父母

ただし、これはあくまで目安。疎遠なら呼ばないこともありますし、逆に3親等(叔父叔母・甥姪など)でも生前親しかったなら参列をお願いするケースもあります。最終判断は「故人との関わりの深さ」を基準にすると後悔がありません。

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親族以外(友人・知人)を呼ぶのは間違い?

問題ありません。家族葬=親族限定ではありません。故人が特に親しくしていた友人、恩人などは招いても失礼にはなりません。ただし人数が増えすぎると家族葬の趣旨である「ゆっくりお別れする時間」が失われる点だけ注意しましょう。

【後悔しない人選】家族葬でどこまで呼ぶか決める3ステップ

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誰に声をかけるか決める際には、感情的にならず、以下の3つのステップで冷静に判断していくことが後悔しないためのポイントです。

故人の遺志を最優先に考える

最も尊重すべきは故人の遺志です。

  • この人たちに囲まれて見送られたい
  • 大げさにせず、内々に済ませてほしい

といった生前の言葉はなかったか、家族で思い出してみましょう。エンディングノートや遺言状があれば必ず確認してください。

明確な言葉がなくても、故人の交友関係や性格から「故人だったら誰に来てほしいと考えるか」という視点で考えることが判断の軸となります。

遺族の意向を整理する

次に、遺族が「どのようなお別れをしたいか」を考えます。

  • 本当に親しい人たちだけで、気兼ねなく思い出話をしたい
  • 弔問客への挨拶などに追われず、静かに故人を偲びたい
  • お世話になった人たちには、キチンとお別れの場を設けたい

など、家族間で意向をすり合わせましょう。この時、葬儀の準備や当日の対応にかかる精神的・肉体的な負担も考慮に入れることが大切です。ここでしっかり話し合っておくことが、家族葬で誰を呼ぶかという難しい問題での親族間トラブルを防ぐことにつながります。

参列者リストを作成して最終決定する

声をかける可能性のある人をリストアップします。そして、一人ひとりに対して「葬儀後に訃報を知ったら、どう感じるだろうか」と相手の立場になって想像してみましょう。

「なぜ声をかけてくれなかったのか」と寂しい思いをさせてしまいそうな人には、参列をお願いするのが賢明です。リストを見ながら家族で最終確認を行い、喪主が責任をもって決定します。

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家族葬で最も慎重になるべきなのが、参列をご遠慮いただく方への伝え方です。

なぜ呼ばれない方への配慮が最も大切なのか

丁寧な連絡を怠ると、「自分は呼ばれない程度の関係だったのか」と相手を傷つけ、その後の人間関係に溝が生まれてしまう可能性があります。故人とあなた方の想いを誠実に伝え、無用な誤解を避けるためにも、最大限の配慮を払いましょう。

連絡のタイミングは訃報と同時が鉄則

訃報を知らせる際に、「故人の遺志により、葬儀は家族葬で執り行います」と明確に伝えるのがマナーです。葬儀が終わってから事後報告として伝えると、相手は「なぜ教えてくれなかったんだ」という気持ちになりがちです。

伝える際のポイントと例文

伝える際は、以下の4点を含めることが重要です。

  • 【含める内容】
  • 亡くなった事実
  • 故人の遺志で家族葬を行うこと
  • 参列・香典・供花などを辞退すること
  • (事後報告の場合)連絡が遅れたことへのお詫び

【電話で伝える場合の例文】
突然のご連絡失礼いたします。〇〇の長男の〇〇です。
実は本日未明、父〇〇がかねてより療養中のところ、80歳で永眠いたしました。
生前はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
なお、故人の生前の強い希望により、葬儀は近親者のみにて執り行うこととなりました。
大変恐縮ではございますが、ご会葬ならびに御香典、御供花につきましても固くご辞退申し上げます。
何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけますと幸いです。

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葬儀後に弔問を希望された場合の対応方法

葬儀後に訃報を知った人が、自宅へ弔問に訪れたいと連絡をくれることもあります。故人を思う気持ちに感謝を伝え、受け入れるのが基本ですが、遺族の心身の状態によっては難しい場合もあるでしょう。

その際は無理をせず、「お気持ちだけで大変ありがたく頂戴いたします」と、感謝と共に丁寧にお断りしても失礼にはあたりません。

会社や近所への報告はどうする?

会社には、忌引休暇の申請のために直属の上司や人事・総務部への報告が必要です。その際、「葬儀は家族葬で行うため、職場へのご通知やご会葬はご遠慮いただきたい」という旨を明確に伝えましょう。

近所へは、班長さんなど代表の方にだけお伝えし、同様に会葬辞退の意向を伝えておくとスムーズです。

香典や供物を送ってくださった方へのお礼

参列や香典を辞退していても、お気持ちとして現金書留などで送ってくださる人がいます。その場合は無下に返すのではなく、ありがたく頂戴し、後日お礼状を添えて返礼品(香典返しの品)を送るのが丁寧な対応です。

人数別の家族葬の費用相場(10人・30人・50人)

人数別の家族葬の費用相場(10人・30人・50人)
家族葬の費用は、参列者の人数によって変動します。以下に、人数別の費用相場をまとめました。

参列者規模 費用相場
約10人 約40~80万円
約30人 約70~120万円
約50人 約100~160万円

※上記の金額はあくまで目安であり、地域や葬儀のプラン内容によって変動します。正確な家族葬の費用内訳を知るためには、葬儀社から正式な見積もりを取得することが重要です。

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それでも家族葬でどこまで呼ぶか迷ったら

それでも家族葬でどこまで呼ぶか迷ったら
家庭ごとの事情や親族間の関係性は千差万別で、マニュアル通りに進められないデリケートな問題です。

葬儀社に相談するメリット

数多くの葬儀に立ち会ってきたプロに相談することで、

  • 客観的なアドバイスがもらえる
  • トラブル回避のノウハウを知れる
  • 精神的な負担が軽くなる

といったメリットがあります。

無料相談・事前相談の活用

多くの葬儀社では「無料の事前相談」を受け付けています。「家族葬を考えているが、どこまで呼ぶべきか」といった段階から親身に相談に乗ってくれます。

はないろでは、ちょっとした疑問の無料相談も受け付けています。

詳しく知りたい人は 【はないろ公式HP】 をご覧ください!

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

  • 家族葬で呼ぶ範囲に厳密なルールはなく、2親等以内が目安。故人と親しい友人などを呼んでも良い
  • 人選は「故人の遺志」「遺族の意向」を軸に、相手の気持ちを想像しながら決める
  • 最も大切なのは「呼ばない人への丁寧な連絡」。訃報と同時に、会葬辞退の旨を明確に伝える
  • 葬儀後の弔問や香典にも、感謝の気持ちをもって誠実に対応する
  • 判断に迷ったら、1人で悩まずに信頼できる葬儀社に相談する

本記事が、あなたの不安を少しでも和らげ、後悔のない、心温まるお別れを実現するための参考となれば幸いです。

家族葬でどこまで呼ぶか迷っている人が抱くよくある質問

ここでは、家族葬 どこまで呼ぶかに関して、多くの人が抱える具体的な疑問をまとめています。

ほとんど付き合いのない遠い親戚にも連絡はしたほうがいいですか?

はい、付き合いの深さに関わらず、訃報の連絡だけは入れておくことをおすすめします。後から人づてに亡くなったことを知り、「なぜ教えてくれなかったのか」という気持ちにさせてしまうのを避けるためです。

どうしてもお別れをしたいと参列を強く希望されたらどう断ればいいですか?

まずは故人を思うお気持ちに感謝を伝えた上で、「故人の強い遺志でございまして、大変申し訳ございませんが、ご会葬はご辞退させていただいております」と、あくまで「故人の遺志」であることを理由に、丁寧にお断りするのが角の立たない方法です。

故人の交友関係をすべて把握できていません。友人はどうすれば良いですか?

無理にすべての友人を把握して連絡する必要はありません。故人の携帯電話の履歴や年賀状などから、特に親しいと思われる代表的な方へ連絡し、その人から他の人へ伝えていただくようお願いする方法もあります。

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