家族葬
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家族葬特集
記事公開日:2026.01.16/最終更新日:2026.01.16
記事公開日:2026.01.16
最終更新日:2026.01.16
戒名の相場はいくら?宗派・ランク別の費用一覧と依頼先
戒名の相場は一体いくらなのだろう?いざという時を前に、慌ただしい中で葬儀の準備を進めていると、特に費用のことは大きな不安要素になりますよね。
戒名の相場は、ランクや宗派によって10万円~100万円超と大きく異なります。
一般的には信士・信女で30~50万円、居士・大姉で50~80万円が目安です。
本記事では、浄土真宗・曹洞宗など主要宗派別の戒名相場を一覧表で解説し、菩提寺がない場合の依頼先、費用を抑える方法まで網羅的にご紹介します。
目次
【一覧表】戒名のランク(位号)別のお布施・費用相場

まず戒名の相場を簡単に見ていきましょう。
戒名は「位号」と呼ばれるランクによって、お布施の目安が大きく異なります。
| ランク(位号) | 一般的なお布施の相場 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 信士・信女 | 10~30万円 | 最も一般的な位号 |
| 居士・大姉 | 30~80万円 | 社会貢献や寺院への貢献度が高い方 |
| 院信士・院信女 | 50万円~ | 寺院への貢献が特に大きい方 |
| 院居士・院大姉 | 100万円~ | 天皇から賜るなど最高位の位号 |
※上記はあくまで目安です。寺院との関係性や地域によって金額は変動します。
戒名 相場が決まる「ランク(位号)」と「文字数」の仕組み

戒名の値段に差が出る理由は、構成要素である「ランク(位号)」と「文字数」にあります。
戒名のランク(位号)とは?
位号とは、故人の生前の信仰の深さや社会的な貢献度などに応じて授けられる「位」のことです。
仏教徒としてのランクを示すものと考えると分かりやすいでしょう。
一般的には「信士・信女」が授けられますが、寺院や社会への貢献が大きかった方には「居士・大姉」、さらに貢献が顕著な方には「院号」が贈られる傾向にあります。
戒名の文字数と値段の関係
戒名は通常、院号・道号・戒名・位号の4つの要素で構成され、文字数が多くなるほど位が高くなります。
例えば、最高位である「院居士」は文字数も多くなり、それに伴ってお布施の相場も高くなるのが一般的です。
【宗派別】浄土真宗・曹洞宗など主要宗派の戒名料の相場

戒名の考え方や呼び方は、宗派によっても異なります。
ここでは主要な宗派ごとの相場や特徴を解説します。
曹洞宗の戒名の値段・相場
曹洞宗では、ランクごとの相場が比較的明確になっています。
- 【値段相場】
- 信士・信女:30万円~
- 居士・大姉:50万円~
- 院号が付く:100万円~
浄土真宗の戒名(法名)の値段・相場
浄土真宗では、亡くなってから授かる名前を「戒名」ではなく「法名(ほうみょう)」と呼びます。
また、「人は皆、仏の子として平等である」という教えから、ランク付けの概念がありません。
そのため、明確な「戒名料」というものは存在せず、あくまでお布施として感謝の気持ちをお渡しする形になります。
一般的には10~30万円程度をお包みするケースが多いようです。
真言宗の戒名の値段・相場
真言宗も、他の宗派と同様にランクによってお布施の額が変わります。
- 【値段相場】
- 信士・信女:30~50万円
- 居士・大姉:50~70万円
浄土宗の戒名の値段・相場
浄土宗では、生前の社会的貢献度などが位号に反映されやすい宗派です。
お布施の目安は寺院によって幅がありますが、30~70万円程度を見ておくとよいでしょう。
日蓮宗の戒名(法号)の値段・相場
日蓮宗では「戒名」を「法号(ほうごう)」と呼びます。
- 【値段相場】
- 信士・信女:30万円~
- 居士・大姉:50万円~
【菩提寺がない方へ】戒名の依頼先3選とそれぞれの費用感・注意点

「うちには付き合いのあるお寺がない…」という方は、近年非常に増えています。
家族葬とは何かを考える際にも関連しますが、菩提寺がない場合、どこに戒名を依頼すればよいのでしょうか。
主に「3つ」の選択肢が考えられます。
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知人や親せきからお寺を紹介してもらう
親戚や信頼できる知人に、付き合いのあるお寺を紹介してもらう方法です。
安心感はありますが、紹介してもらった手前、お布施の金額交渉などがしにくい点は考慮しておきましょう。
葬儀社に僧侶の手配を依頼する
最も一般的で安心な方法が、葬儀社に依頼して宗派に合った僧侶を手配してもらうことです。
家族葬 費用の全体像を把握しやすく、料金体系が明確な場合が多いため、戒名料も含めた葬儀費用を事前に把握できるのがメリットです。
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インターネットの僧侶手配サービスを利用する
最近では、インターネットを通じて僧侶を派遣するサービスもあります。
比較的安価な場合が多いですが、どのような僧侶が来るのか当日まで分からないケースもあるため、口コミなどをよく確認する必要があります。
戒名の費用を少しでも抑える3つの方法

故人を思う気持ちは大切ですが、それでも費用はできるだけ抑えたいと考えるのは当然のことです。
ここでは、戒名の費用を抑えるための3つの方法をお伝えします。
生前に戒名を授かる(生前戒名)
生前に戒名を授かっておくことを「生前戒名」と言います。
時間に余裕があるため、じっくりと僧侶と話をして納得のいく戒名を授かることができます。
また、亡くなってから依頼するよりも費用が割安になる場合があるのもメリットです。
戒名のランク(位号)にこだわらない
故人への供養の気持ちは、戒名のランクだけで決まるものではありません。
家族葬 流れを考える際と同様、予算や考え方を正直にお寺や葬儀社に伝え、身の丈に合った位号を授かることも大切な選択です。
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料金体系が明確な葬儀社に相談する
戒名料だけでなく、葬儀全体の費用を見直すことも重要です。
家族葬 費用 内訳を含めた総額プランを提示してくれる葬儀社に相談すれば、予期せぬ出費を防ぎ、結果的に費用を抑えることにつながります。
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戒名料(お布施)を渡すときのマナー

お布施は感謝の気持ちを表すものだからこそ、マナーを守って失礼のないようにしたいものです。
お布施の包み方と表書き
お布施は、奉書紙(ほうしょがみ)で包むのが最も丁寧ですが、なければ白無地の封筒でも構いません。
表書きは、薄墨ではなく濃い墨の筆か筆ペンで「御布施」と書き、その下に喪主の氏名を書きます。
戒名料を渡すタイミングと場所
通夜や葬儀が始まる前に、喪主が僧侶へ挨拶に伺うタイミングでお渡しするのが一般的です。
その際は直接手渡さず、切手盆(きってぼん)という小さなお盆に乗せるか、袱紗(ふくさ)に包んでお渡ししましょう。
金額を直接聞いてもいい?
お布施の金額を直接尋ねるのは気が引けるかもしれませんが、「皆様、おいくらくらいお包みされていますか?」と尋ねるのは失礼にはあたりません。
聞きにくい場合は、葬儀社の担当者に相談すれば、適切なアドバイスをもらえます。
戒名の値段に納得できない時の対処法

万が一、提示された金額にどうしても納得できない場合はどうすればよいのでしょうか。
提示された金額が相場より高い場合の相談方法
まずは感情的にならず、「大変恐縮ですが、私どもの事情で、少しご相談させていただけないでしょうか」と正直に、丁寧に相談してみましょう。
それでも難しい場合は、間に入っている葬儀社に相談し、交渉を代わってもらうのも1つの手です。
戒名を授からない選択肢とその影響
戒名は必ず授からなければならないという法律はありません。
しかし、菩提寺がある場合、戒名がないと納骨を断られてしまう可能性があります。
また、親族の中には戒名がないことをよく思わない方もいるかもしれません。
無宗教式の葬儀を行うなど、親族の理解を得た上であれば、戒名をつけない選択肢もあり得ます。
これは、故人や家族の考え方で家族葬 直葬 違いなどを考慮し、最適な形を選ぶことにも繋がります。
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まとめ
戒名の相場は、ランクや宗派によって10万円以下から100万円以上までと非常に幅広く、初めての方には分かりにくいものです。
大切なのは、基本的な相場を理解した上で、状況や故人への想いに合った選択をすることです。
菩提寺がない、誰に相談していいか分からないといった不安は、1人で抱え込む必要はありません。
費用やマナーなど、葬儀に関するあらゆる悩みは、信頼できる専門家である葬儀社に相談するのが最善の解決策です。
詳しく知りたい人は 【はないろ公式HP】 をご覧ください!
戒名の相場についてよくある質問
ここでは戒名の相場についてよくある質問をまとめています。
戒名がないとどうなりますか?
仏式の葬儀を行う場合、戒名がないと故人が仏様の弟子になれず、極楽浄土へ行けないとされています。
また、菩提寺がある場合、そのお寺のお墓に納骨できなくなる可能性があります。
ただし、これらは宗教上の考え方であり、法的な義務ではありません。
戒名料とは別に、「お車代」や「御膳料」は必要ですか?
はい、お布施とは別に用意するのが一般的です。
僧侶に斎場までお越しいただくための交通費として「お車代」(5千円~1万円)、葬儀後の会食に僧侶が参加されない場合の食事代として「御膳料」(5千円~2万円)を、それぞれ別の袋に包んでお渡しします。
葬儀社に紹介してもらったお寺とは、その後も付き合いが必要ですか?檀家にならないといけませんか?
必ずしも檀家になる必要はありません。
葬儀社が手配する僧侶は、その1度きりのご供養をお願いするケースがほとんどです。
葬儀後の法要などを強要されることは基本的にありません。
