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欠席の伝え方

なるべく早く連絡を

お葬式に参列できない場合は、なるべく早い段階で欠席する旨を伝えましょう。親族側は、出席する人数をある程度想定して準備を進めるため、少しでも人数を把握しておきたいものです。出欠をうやむやにせず早めに対処することは、相手への気遣いにもなります。

できるだけ直接伝える

欠席の連絡は、遠い親戚や友人、親しい知人のお葬式であれば電話やメールで連絡をし、直接伝えるようにしましょう。あまり親しくない方のお葬式の場合は、手紙で連絡しても問題ありません。

欠席01

 

伝え方と例文

欠席する旨を伝える場合は、欠席しなければならなくなった理由を詳細に伝える必要はありません。

「やむを得ない事情があり」「諸事情により」「どうしても都合がつかず」などの言葉をつかい、やんわりと断りましょう。また、行けないことへの謝罪の気持ちと、遺族を気遣う気持ちをいれると丁寧です。以下に例文をご紹介しますのでご参考ください。

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お忙しいところ恐れ入ります。〇〇です。

〇〇様のご逝去の知らせを伺いましてご連絡いたしました。

本来であればご焼香にお伺いすべきところ、やむを得ない事情がありお伺いできそうにありません。

心身共におつらいかとは思いますが、どうかお体を大切になさってください。

〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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友人にあてる場合はくだけた言い回しでも問題ありません。ただし、絵文字や顔文字などは極力使わず、相手を思いやる落ち着いた文章を心がけましょう。また、「たびたび」「次々」「死」「生きていた」「追って」などの言葉は使わないことも大切です。

「生きていたときは~~~でしたね。」

「追ってまたご連絡させていただきます。」

などということばはつい使ってしまいがちですが、これらはNGです。

欠席する場合のマナー

結婚式を理由に欠席するのはNG

お葬式の日程と結婚式の日程が重なってしまった場合は、結婚式へ行くからという理由を伝えるのはNGです。結婚式に欠席しても後で新郎新婦に会うことはできますが、お葬式の場合そうはいかないからです。どうしてもお葬式を欠席する場合は、「諸事情により」などの言い方をするのがベストです。

結婚式とお葬式に同じ知り合いがいる場合は、印象がとても悪くなってしまいます。遺族などに知られる可能性がある場合は、どちらも欠席するか、お葬式の方へ参列するようにしましょう。

故人が会社関係、とても親しい関係であれば弔電を

故人が会社の上司や部下、取引先である場合は、弔電を打つという方法があります。故人と親友であったり、幼馴染であったりした場合なども弔電を送ると喜ばれます。弔電を打つ場合は、葬儀の前日までに斎場へ連絡し、あて先は喪主にします。

故人とある程度親しい間柄であれば香典を

故人が親族である場合や親しい間柄にあった場合、欠席の旨を伝えると同時に香典を送ると丁寧です。お葬式に参列する親族や知人に会える場合は、香典を渡してもらうのも一つの方法です。

香典を送る場合、両親であれば10万円、親族であれば1~3万円、親しい友人、お世話になった会社の先輩などであれば3,000~10,000円を包みます。参列できない友人が複数名いるのであれば、友人一同として送ってもよいでしょう。

香典は、訃報を聞いたからといって必ず送らなければならないものではありません。ただ、遺族から直接連絡をもらった場合などは送った方が丁寧です。後日訪問できそうな場合はその旨を伝え、遺族が落ち着いたころ合いを見計らってお焼香へ行き、その時に香典を渡しましょう。

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