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お葬式に参列した際、式がはじまる前に故人との対面を促される場面があります。この時の対面の仕方には、きちんとした作法が存在します。葬儀の場で故人と正しい形で挨拶することができるよう、ここでは対面の作法とマナーをご紹介いたします。

 

遺体と対面する時

故人との対面は、遺族にすすめられた時のみ行います。誰でも対面して良いわけではありませんので、遺族から促されなかった場合は、遠慮するのが礼儀です。遺族に対面を促されなかった場合は、遺族へ一礼し、故人へは合掌します。

 

対面の作法とマナー

遺族から故人との対面を促されたら、まずは故人よりやや下の枕元で正座して両手をつき、深く一礼します。遺族が白布を外したら、膝をつけたまま故人へ近づき、床や足に手をのせたまま対面します。故人が棺の中にいる場合は、顔のやや下の位置で一礼し、故人が扉を開けたら故人と対面します。扉が開いている場合はそっと近づき故人と対面します。この時、故人や棺へ触れるようなことは控えましょう。

対面した後は合掌して深く一礼し、故人の冥福を祈ります。その後、枕元から少し下がって遺族へ一礼して対面を終えますが、死因や病名などを聞いたり、不謹慎な冗談を言ったりすることは慎みましょう。「安らかに眠っていらっしゃるようですね」「きれいなお顔ですね」などという言葉にとどめ、短い時間で切り上げるのが良いでしょう。

 

遺体と対面2

 

以下に、対面の作法と、注意すべきことをまとめました。

 

対面の作法

故人が布団の上にいる場合 故人が棺にいる場合
枕元より少し下がって正座し、両手をついて深く一礼する。 顔のやや下の位置で一礼する。
遺族が白布を外したら、膝をつけたまま故人へ近づく。 遺族が扉を開けたら、そっと近づく。扉が開いている場合は、そのままそっと近づく。
床や足に手をのせたまま対面し、合掌して深く一礼する。 棺には触れずに対面し、合掌して深く一礼する。
枕元から少し下がり、遺族へ一礼する。

 

注意すべきこと

対面を申し出ることはしない。

故人には触れない。

遺族へ死因や病名など、根掘り葉掘り質問することは避ける。

不謹慎な発言や冗談は慎む。

対面は、短い時間で切り上げる。

 

遺体と対面3

 

枕飾りがあった場合

故人と対面する際には、すでに枕飾りが整っていることがあります。香炉に線香が立っている場合は、新たに線香を足すことはせず、お参りをしましょう。

線香が小さくなっている、もしくは消えている場合は新しい線香に火をつけてからお参りをしましょう。

通常、線香は一本だけ立てるのが一般的ですが、浄土真宗や創価学会など一部の宗派では寝線香と言い、香炉の中に線香を寝かせる場合もありますので、先に入れられている線香を確認してから、行う方が良いでしょう。

線香へ火をつけた場合は、息を吹きかけたり線香を左右上下へ振ったりせず、手であおぐようにして火を消すか、手をすっと下へおろして火を消しましょう。

 

遺体と対面4

 

 

 

 

 

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