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お墓参りの意味と作法

お墓参りは、日本に限らず世界共通の「故人を供養する」方法です。世界には様々な宗教がありますが、それぞれの宗教におけるお墓参りの方法には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、宗教ごとのお墓参りの意味や作法についてご紹介いたします。

仏教の場合

お墓参りの意味
仏教では、お墓参りをすることで先祖や故人を弔い、冥福を祈る場であると考えられています。また、故人が眠るお墓へ定期的に顔を出すことで、家族が元気に過ごしているということを報告することもできます。今の自分達があるのは、先祖代々続いてくれたおかげであることを改めて感謝するという意味でも、お墓参りは非常に深い意味を持っています。

 

作法

 

お参りする日
仏教では、多くの人がお盆やお彼岸、故人の命日、あるいは年末年始など、一年の区切りと言われる時期にお参りをします。もし、やむを得ない事情でお盆やお彼岸に顔を出せないような時は、お盆やお彼岸よりも前の日に早めに済ませるのが良いでしょう。供養を後回しにせず大事に想う気持ちも、このような行動で表現することができます。また、服装はカジュアルでも大丈夫ですが、法要などの行事でお参りをする場合は、フォーマルな服装をしましょう。

 

お墓の掃除を行う
墓地へ行ったら、まずは備え付けの手桶と柄杓を借り、桶に水をくんでお墓へ向かいます。そして、自分の手を洗い清め、お墓に向かって手を合わせてから敷地内へ入りましょう。掃除は、墓石や花立ての掃除を行った後、墓石の周りの掃除を行います。雑草や枯れ葉がある場合は、できるだけ取り除いてきれいにしてあげましょう。

 

お供え物やお花を飾る
お墓がきれいになったら、故人が好きだった飲食物やお花を飾ります。お墓参りの際には、仏花である菊の花がよく飾られますが、現在では菊の花だけでなく個人が好きだったお花を混ぜて飾っても問題はありません。

 

お線香をあげて合掌する
お参りをする際は、まずお線香に火をつけて線香受けへ横にします。お線香の火を消す際は、息を吹きかけるのではなく、手ではらうようにして消しましょう。その後、数珠を手にかけ、お墓に向かって合掌します。お線香は、用意したお線香の束を、お参りする人数に分けてたむけるのが一般的です。しかし、正しいお線香のあげ方は、宗派によって少しずつ異なることがあります。正しい方法で行いたい場合は、菩提寺の住職へ聞いてみると良いでしょう。

 

片付けをする
お参りを済ませたら、出たごみなどを片付けてから帰りましょう。借りた手桶や柄杓は、水を空にして軽くゆすいでから返すと丁寧です。

 

お墓参2

キリスト教の場合

お墓参りの意味
キリスト教におけるお墓参りは、先祖や故人に向けてではなく、神に向けて行います。亡くなった方が、生きている間にもたらしてくれた恵みと、安らかに永眠できる安らぎをもたらしてくれた事を、神へ感謝するという意味が込められています。

 

作法

 

お参りする日と服装
キリスト教徒がお墓参りをする日は、故人が亡くなってから1ケ月経った昇天記念日や、「死者の日」として定められている11月2日などに教会へ集まります。キリスト教のお墓参りでは、主に黒い服装をするのが一般的です。

 

お墓の掃除を行う
掃除は、仏式と同様にしてお墓の中をきれいにします。

 

花を供えて礼拝する
キリスト教では、故人が好きだった飲食物を供えるという習慣はなく、お供えする物は生花に限られます。お花は、どのようなお花でも良いのですが、カーネーションなどの白い花を中心に、故人が好きだった色の花などをおりまぜた花束をたむけます。日本でお供えする代表的なお花に菊の花がありますが、キリスト教では避けた方が良いでしょう。
お花を飾ったら、合掌して神へ祈りを捧げます。記念日などに行われるお参りでは、礼拝と共に賛美歌を歌ったり、聖書を朗読したりすることもあります。これらの順序や内容は、教会によって異なることが多いので、参列する際には詳細を確認しておくと良いでしょう。

 

片づけをする
お参りを終えたら、ごみなどを片付けてから帰りましょう。

 

お墓参3

神道の場合

お墓参りの意味
神道では、「死」を穢れたものとして扱うため、個人のお墓は「お墓」ではなく、「奥津城(おくつき)」と言われ、神社ではなく公営の霊園などに置かれているのが特徴です。神道のお墓参りでは、仏教と同様故人を想い供養するという意味があります。

 

作法

 

お参りする日と服装
お参りする日は、故人の月命日や毎年訪れる祥月命日の他、お盆やお彼岸などにお参りをします。掃除なども行うため、通常は普段着でも問題ありませんが、皆で集まるような場合はフォーマルな服装を心がけましょう。

 

奥津城の掃除を行う
まずは、仏教やキリスト教と同様に、奥津城の掃除を行います。

 

榊やお供え物を供えて礼拝する
神道では、お花の代わりに榊をお供えするのが一般的です。榊は、花立にお花を挿すのと同じ方法で立てます。また、お供え物は、故人が好きだったものを供えるのではなく、神道の儀式で使用されるお米とお塩、水または御神酒を用意します。
礼拝の方法は、深く一礼して一拍手を行い、その後に二礼二拍手、最後に一礼して終了です。

 

お墓参4

 

 

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