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仏壇処理前に確認すべきこと

仏壇を処理する際には、仏壇を購入したときに「開眼法要」を行ったかどうかを確認しましょう。開眼法要は別名「魂入れ」や「入魂式」と言われ、故人の魂を仏壇へ招き入れる法事のことを言います。開眼法要が行われている場合は、開眼とは逆の「閉眼法要」を行い、仏壇から故人の魂を一度抜く必要があります。開眼法要を行ったのにも関わらず閉眼法要を行わないまま処分してしまうと、故人の魂も捨ててしまうことになりますので注意が必要です。

 

閉眼法要の方法

菩提寺で法要を行う

菩提寺がある場合は、菩提寺に閉眼法要をお願いするのが一般的です。この際お布施が必要となりますが、開眼法要で渡した金額と同等の金額を包むと良いでしょう。菩提寺がない場合は、近くのお寺や仏具店へお願いできるか確認してみましょう。

 

仏壇処理4

 

仏壇処理業者にお願いする

菩提寺で行う以外では、仏壇処理業者にお願いするという方法もあります。業者の中には、処分だけでなく、一緒に供養をし、仏壇解体後に供養証明書を発行してくれるところもあります。処分先で仏壇がどのように扱われているかが不安な場合は、最後まで丁寧に対処してくれる専門業者を選ぶと安心ですね。オプションで仏具や位牌を処分してもらえることもあります。

 

仏壇処理2

 

仏壇の処理方法と費用

買い替えする際、新しい仏壇の替わりに引き取ってもらう

新しい仏壇を購入した場合、古い仏壇を無料で引き取ってもらえることがあります。購入を決める際には、このような点も鑑みて購入先を選ぶと効率的です。

 

粗大ごみとして処分する

閉眼法要を終えた仏壇はただの物として扱えますので、粗大ごみに出すことも可能です。現在住んでいる市区町村の粗大ごみ処理方法に則って処分しましょう。粗大ごみを処分する価格は大きさによって異なりますが、数百円から数千円の間で処分できます。自身で処分する方法の中では、最も安価な方法ですが、回収場所を指定されることが多いため、そこまで仏壇を移動できる場合に限られます。

 

仏壇処理

 

ごみ回収業者に依頼する

粗大ごみとして扱えるとはいえど、仏壇が大きすぎるために指定された場所へ運べないこともあります。このような場合はごみ回収業者にお願いし、現地まで取りに来てもらうと良いでしょう。仏壇の大きさによっては数万円かかることもありますが、自分たちで持ち運ぶ手間はなくなります。

 

仏壇処理業者にお願いする

最も安心できるのは、仏壇処理専門業者にお願いする方法です。魂抜きをしたとはいえ、仏壇は仏壇。あまりゴミとして扱いたくない…という方の代わりに、仏壇処理業者が責任をもって処分します。費用は仏壇の大きさや内容によって異なりますが、小型で2万円前後、中型で5万円前後、大型で10万円弱です。

 

菩提寺にお願いする

菩提寺の中には、仏壇処理を引き受けてくれるところもあります。しかし、金額が数十万円と高額の場合も多いため、金額を予め確認しておくことが大切です。

 

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