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期限付墓地とは

期限付墓地は、名前のとおり期限がある墓地のことを言います。永久に使用するわけではないため永代使用料の支払いはなく、使用期限に応じた使用料を支払う形です。

 

期限が過ぎたら?延長は可能?

期限付墓地をたてる際に設定した期間が過ぎた後は、遺骨は永代供養墓へと移されます。その後は永代にわたり管理・供養してもらえます。もし、期限を延長したいという場合は、延長することも可能です。このように、期限付墓地はお墓の一時レンタルのようなシステムであり、柔軟性が高いという特徴があります。

 

期限付墓地01

 

期限付墓地の使われ方

跡継ぎがいない、あるいは少ない場合

期限付墓地は、跡継ぎ問題を抱える人たちに多く選ばれています。

お墓を管理してくれる後継ぎがいない

子供に負担をかけたくない

永代供養墓にしたいが、すぐに入るのは抵抗がある。

少子化や核家族化問題が進む現代では、墓地を守ってくれる子孫がどんどん減る傾向にあります。また、子孫がいたとしてもひとりっこであったり、両親と離れて暮らしていたりすることも増えています。これまでは当たり前のように受け継がれていた永代墓地も、今では無縁仏として放置される数が増えているのが現状です。期限付墓地は、このような変化に柔軟に対応できるよう生まれたお墓の形であり、これから増えていくことが予想されます。

 

一時的に利用したい場合

期限付墓地はまた、別のお墓へ埋葬するけれど、一時的に埋葬だけしたい場合などにも使用されています。また、永代供養墓を期限付墓地へ変更することも可能な場合もあります。変更しようか検討したい場合は、一度お墓の管理者へ問い合わせてみましょう。

 

お墓の費用をおさえたい場合

期限付墓地は、世代をこえてお墓を管理する必要がなく、かつ安価で自分のお墓が手に入ります。100万円以上になることが多い一般の墓に比べ、期限付墓地は数十万円から購入できます。

 

期限付墓地02

 

期限付墓地の費用の目安

気になるのは期限付墓地の費用ですが、一般的には以下のような金額感で利用できます。

●5年 20~30万円

●10年 40~80万円

●30年 50~100万円

 

この他、申し込む際には保証金5~20万円が必要です。保証金は期限が過ぎたタイミングで返金されます。詳しい金額は墓地によっても異なりますので、直接問い合わせてみましょう。

 

期限付墓地03

 

 

 

 

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