お葬式が終わったら
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遺骨を機内に持ち込める?
離れた場所で葬儀や火葬を行った、後、自宅へ帰るのに飛行機を使う場合があります。一般的に遺骨は四十九日の法要が終わるまでは自宅で供養しますが、遺骨を機内へ持ち込むことはできるのでしょうか。ここでは、その方法や覚えておくべきことなどをご紹介いたします。
遺骨は機内に持ち込めるのか
遺骨を飛行機で輸送する場合、遺骨を機内へ持ち込むことができます。遺骨は、機内に持ち込む手荷物と同様に扱われます。
ただし、サイズによっては持ち込みできない場合があります。これは、各航空会社で決められている、機内へ持ち込める手荷物の重さやサイズ、個数の条件にあてはまるかどうかによって決まります。詳しくは、利用する航空会社の条件を確認しましょう。
ホームページ上で遺骨の持込が可能と明言しているのは以下の航空会社です。
航空会社 | |
日本航空 | ご遺骨は機内にお持ち込みいただけます。 倒れないように安定した容器にお納めいただき、風呂敷や袋などにお包み下さい。なお、万が一保安検査で反応が出た場合は機内持込についての安全確認が必要となりますので、 埋葬証明書、火葬証明書、埋葬許可証、火葬許可証のいずれかをお持ちいただくとスムーズに保安検査場を通過いただけます。 |
全日空 | ご遺骨は機内にお持ち込みいただけます。
(機内にお持ち込みいただける手荷物については「機内持ち込み手荷物のルール」をご確認ください) 機内では、急な揺れや緊急時におけるお客様ならびに他のお客様の安全性を確保する観点から、機内持ち込み手荷物と同様に ご遺骨の大きさによっては客室乗務員が座席上の共用収納棚への収納をご案内させていただく場合がございます。 何卒、ご理解のほどお願い申し上げます。 なお、保安検査で反応があった場合は詳細な検査が必要となります。 その場合は死亡証明書または死体火葬証明書のご提出により、円滑な検査を受けていただくことができます。 |
バニラエアー
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お預け、機内持ち込みともに可能です。機内にお持ち込みの際は倒れないように安定した容器にお納めいただき、風呂敷や袋などにお包みください。なお、万が一保安検査で反応がでた場合は、機内持ち込みについての安全確認が必要となりますので、死亡証明書または死体火葬証明書をお持ちいただくとスムーズに検査をおこなっていただけます。 |
フジドリームエアラインズ | お持ち込みいただけます。保安検査の際、係員にご遺骨である旨をお申し出ください。保安検査で反応があった場合は、詳細な検査が必要となります。予め保安検査係員に埋葬証明書をご提示いただくことで、円滑に検査を受けていただくことができます。 |
※各ホームページより抜粋
その他の航空会社を利用する場合は、詳細を問い合わせてみて下さい。
スムーズに持参するための方法
骨壺は、骨壺の素材が金属の場合、X線検査機で充分な確認ができないことがあるようです。検査ができない場合、機内へ持ち込めるまでにはさらに詳細な検査が必要となり、時間や手間が大幅にかかってしまう恐れがあります。このような事態を防ぐためには、以下の証明書を持参しておくとよいでしょう。
●埋葬証明書、埋葬許可証
●火葬証明書、火葬許可証
●死亡証明書
埋葬証明書や埋葬許可証は墓地の管理者からもらえ、火葬証明書と火葬許可証は、役所に死亡届を提出した際に発行されます。
また、このような手間がかからないようにするために、骨壺を木材やプラスチックなどでできたものを使用するというのもひとつの方法です。
遺骨を機内に持ち込む際の注意点
●ベルト着用サインが出ている間の対応
多くの場合、ベルト着用サインが出ている間は収納棚へしまっておく必要があります。これは、緊急時の安全性を確保するという目的があります。頭上の収納棚に収納する場合は、骨壺が倒れたりしないよう、他の荷物ではさみこみ、固定させることが大切です。
●搭乗したら、添乗員に確認を
また、場合によっては常に収納棚へ収納しておかなければならないこともあります。膝の上に置いておいても問題ないかどうかについては、搭乗してから出発するまでの間に添乗員へ確認をとっておきましょう。
●周りへの配慮を忘れずに
骨壺を機内へ持ち込む際は、骨壺と分からないように風呂敷やバッグを使用し、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
●隣の席が空いている場合
隣の席が空いている場合、離着陸以外の時間帯には骨壺を空席へ置いておきたいものです。しかし、それをよしとするか否かは口腔会社によっても異なります。勝手に置かず、まずは添乗員へ確認をとりましょう。