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お葬式の種類一覧表
喪主 施主 会葬者 費用負担
一般葬 遺族 遺族 家族、親族、知人・友人、一般 遺族
社葬 遺族 会社 家族、会社関係者中心、親族、一般 会社
合同葬 遺族 遺族と会社 家族、親族、知人・友人、一般、会社関係者 遺族と会社
家族葬 遺族 遺族 家族中心にごく親しい者 遺族
密葬 遺族 遺族 家族中心にごく親しい者 遺族
直葬
火葬式
遺族  - 家族中心にごく親しい者 遺族
一般葬

一般葬とは日本の伝統的な形式のお葬式です。お通夜から葬儀式・告別式、火葬、埋葬の流れでとり行います。葬儀式は宗教的な儀式で、告別式は故人と最後のお別れをする社会的な式典です。本来は別のものですが、最近は一緒に行われることがほとんどです。地域や火葬場の事情などで、葬儀式・告別式と火葬の順番が入れ替わる場合もあります。

一般葬の場合は、親族や故人の友人・知人などにはお葬式の日程をご連絡しますが、それとは別に新聞などのお悔やみ欄を使って告知する方法があります。これによって、遺族が知らなかった故人と縁ある人もお悔やみに来ることができます。
そのため会葬者の人数(規模)も数十人から数百人とさまざまです。

一般葬

社葬・合同葬

故人が会社の代表者であったり、社業の発展に寄与、あるいは業務上で死亡した社員であった場合に、会社が施主(葬儀式の運営を行う者)となり行われるお葬式が社葬です。一般葬が喪主、施主ともに遺族代表者であるのに対して、社葬の場合は遺族を代表する喪主と施主が別になります。また一般葬は故人の死を悲しみ、偲ぶものであるのに対して、社葬は会社の事業継承者のお披露目などの会社の対外的な広報活動としての意味もあります。社葬の会葬者は故人と縁のあった方だけでなく、会社の取引先、関係者・団体などが連なるため、必然的に規模が大きくなります。

合同葬とは、施主を遺族と会社が一緒につとめる式です。費用のすべてを会社が負担する社葬と異なり、費用負担は遺族と会社の話し合いで決まります。社葬と比べて会社費用が少なくなるため、中小企業でも社葬をとり行うことができるメリットがあります。

社葬

家族葬

家族葬とは、少数の限定した会葬者だけで行われる小規模なお葬式です。会葬者には、家族だけの場合もあれば、親族が加わる場合や、故人と縁のある少数の方をお招きする場合もあって、明確な定義はありません。また、内容もお葬式の儀式として欠かせない納棺と火葬だけで終わらせる場合もありますし、そこにお通夜や告別式を加える場合もあり、遺族の意向次第で自由に決めることができます。一般葬では家族など少人数で密葬を行い、その後に多くの会葬者による本葬を行う場合がありますが、家族葬は密葬にあたるお葬式のみを行い、本葬にあたるお葬式を行わないものと考えて良いでしょう。

最近は都市部を中心に、本当に親しい者だけで故人を見送りたいと望む人が多くなり、家族葬が増える傾向があるようです。

家族葬

密葬・直葬(火葬式)

密葬とは、広くお葬式の告知を行わずに、ごく少数の会葬者で行う小規模なお葬式のことです。密葬の後に多くの会葬者による本葬を行う場合もありますし、密葬だけですませる場合もあります。最近は、後者を家族葬と呼ぶようになってきています。

直葬とは、お通夜や葬儀式、告別式を行わないで、火葬場での火葬・拾骨だけで故人を見送るお葬式のことで、火葬式とも呼ばれます。直葬は首都圏を中心に家族葬同様に増加傾向にあるようです。その理由は、独居老人の孤独死や自死者の増加という社会的な要因のほかに、お葬式費用の節約という点が大きいと考えられます。直葬は、故人の死を悼み見送るための、お通夜、葬儀式、告別式という一連の儀式を経ていないことから、お葬式(儀式)とは呼べず葬送方法のひとつでしかない、ともいわれています。費用負担は確かに大きな問題ですが、後々後悔しないように、故人の見送り方に相応しいかどうかじっくりと考えられたほうが良いでしょう。

宗派を確認しよう1

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