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創価学会のお葬式

仏教には仏教・密教・法華経・浄土・禅系など、さまざまな系統が存在し、そこからさらに細かく枝分かれした宗派があります。各宗派にはそれぞれの特徴があり、それらはお葬式のマナーにも反映されています。ここでは、法華経系の宗派である創価学会の特徴やお葬式のマナーをご紹介します。

 

創価学会とは

創価学会は、法華経系の仏教団体であり、日蓮正宗派のひとつです。創価学会は1930年に創価教育学会として創立され、1945年に創価学会へと改称されました。

創価学会では、日蓮宗と同じように日蓮大聖人の教えを信仰し、南無妙法蓮華経を唱えます。しかし、1960年に会長に就任して以来少しずつ日蓮宗の教えから形を変えていきます。特に「仏・法・僧」の三宝を重んじないというところで日蓮正宗の教えから逸脱するとし、1991年に日蓮正宗から破門され、独立します。

 

創価学会03

 

創価学会のお葬式は「友人葬(ゆうじんそう)」

創価学会で行われる葬儀は友人葬と言われ、1991年頃から行われるようになりました。友人葬では、他のお葬式と同じように親族や友人、知人などが参列し、以下のような流れで行われます。

①開式の辞

司会者から友人葬の説明と、これから友人葬が始まることが伝えられる。

②読経・唱題

儀典長が祭壇の前に座り、読経・唱題を行う。読経は方便品と寿量品の自我偈を2回通誦し、唱題では南無妙法蓮華経を唱える。

③焼香

儀典長、親族、参列者の順に焼香を行う。その間、自我偈が通誦される。焼香を終えると、その合図として儀典長が鈴を鳴らす。

④御祈念文・題目三唱

儀典長が追善供養を祈り、鈴の合図に合わせて題目を三唱する。

⑤弔意文・弔電紹介・導師挨拶

弔電などがあれば紹介し、儀典長が挨拶をする。

⑦謝辞

喪主や親族代表が謝辞を述べる。

⑧題目三唱

儀典長が鈴を鳴らし、それに合わせて題目を三唱する。

⑨閉式の辞

司会者から葬儀が終了した旨が伝えられる。

 

創価学会01

 

創価学会のお葬式の特徴

創価学会のお葬式の大きな特徴は、以下のとおりです。

僧侶を呼ばない

創価学会で最も特徴的なのは、僧侶を呼ばないというところです。僧侶の読経によって成仏するという考えは創価学会にはなく、儀典長といわれる友人の代表が導師としてお葬式を進めます。

 

最も大切なのは「まごころ」からの追善回向

創価学会のお葬式で大切にされていることは、故人を悼むまごころです。故人を大切に思う友人たちがそろって南無妙法蓮華経を唱える時、故人は即身成仏すると考えられています。創価学会のお葬式では、故人を思う気持ちを南無妙法蓮華経という言葉にのせて表現することとされています。

 

香典が不要

創価学会の葬式では、香典は必要ありません。しかし、本当に不要なのか心配な場合やどうしても香典を渡したい場合は、持参していきましょう。香典を受け取るかどうかは主催者側の自由ですので、まずは渡してみて、断られたら持ち帰ります。

 

お布施、戒名

創価学会では、お布施や戒名も不要です。

 

お焼香は3回

創価学会のお葬式でのお焼香は、3回おしいただく形です。香をつまみ、3回とも額のそばまで持ち上げておしいただきます。焼香をする前は一度親族の方を向いて一例し、焼香後に席へ戻る前にも親族へ一礼しましょう。

 

創価学会02

 

創価学会のお葬式は少々特徴的ではありますが、気をつけなければならないことは、他の宗派のお葬式とあまり変わりはありません。創価学会で使われる数珠は長いものが多くありますが、違う形の数珠を持参してもマナー違反にはなりません。

 

 

 

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